介護職からのおすすめ転職先はどこ?やっぱり異業種への転職はできないのかな..
介護はスキルが身に付きにくい仕事。
身体的にも精神的にもキツイ仕事なため転職を考える方も多い一方で、「介護職から異業種への転職はできないかな」と感じている方も多いでしょう。
そこで今回は「介護職からおすすめの転職先」を20代/30代/40代別に徹底解説します。
本記事では、介護職から転職する際の失敗しないコツまで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
- 39歳の介護福祉士
- 美容師の経験2年あり
- 介護の事務経験は約14年
- ケアマネージャーの資格持ち
- 介護美容士としての活動も進行
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介護職からおすすめの転職先
まず結論から見ていきましょう。
介護職からおすすめの転職先を20代/30代/40代別に切り分けて紹介していきますね。
おすすめの転職先:20代向け
20代で介護職からおすすめの転職先は以下の通りです。
- 営業職(異業種)
- 接客業(異業種)
- 介護美容(同業種)
20代であれば、まだ路線変更が効く段階なので、異業種であれば未経験でも挑戦できる営業職や接客業がおすすめ。
キャリアを築いていくなら成果でのし上がれる営業職が最適で、介護以外で成果に追われず仕事をしたいならアパレルなどの接客業が最適です。
介護でのスキルを強みに同業種へ転職する場合は、介護美容がおすすめ。今後需要が拡大していく職業なので、今のうちから介護美容へ参入するのもアリでしょう。
おすすめの転職先:30代向け
30代で介護職からおすすめの転職先は以下の通りです。
- 事務職(異業種)
- 保育士(異業種)
- 介護美容(同業種)
- ケアマネージャー(異業種)
30代であれば、ある程度介護の経験値が増えており、人によっては実務経験の長さから資格を取得している方もいるでしょう。
なので、介護士の資格を強みに、保育士やケアマネージャーへ転職するのはアリ。両方とも資格が必要ですが、介護福祉士の資格があると有利です。
完全に介護職から離れたい方は、未経験でもスタートできる一般事務や営業事務がおすすめ。他にも、実質的に介護業務の少ない介護美容もアリ。
おすすめの転職先:40代向け
40代で介護職からおすすめの転職先は以下の通りです。
- 医療事務(異業種)
- 介護教員(同業種)
- 介護美容(同業種)
40代であれば、介護業界の経験値を活かした介護教員を目指す選択肢もありでしょう。
介護業界は実務経験が正義みたいなところがあるので、年代が上がるほど介護業界内への転職はイージーになります。
異業種へ転職したい場合は、一般事務より少し要件の高い医療事務がおすすめ。収入もある程度は担保ができます。
また、介護知識を活かして介護美容への転職、もしくは介護美容での独立もあり。収入アップとキャリアチェンジの両方ができる選択肢です。
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介護職からの転職で活かせる強みは?
次に、介護職から転職する際に活かせる強みを見ていきましょう。
順番に見ていきましょう。
強み①:実務経験の長さ
まずは実務経験の長さです。
介護業界は実務経験の長さが重視されます。実際、介護福祉士になるには、実務経験540日以上が必要ですし、他の介護職でも実務経験での縛りがあります。
要するに、介護業界にいればいるほど、介護業界内での転職難易度は下がるんです。そのため実務経験の長さは圧倒的な強みと言えるでしょう。
強み②:忍耐力/粘り強さ
また、忍耐力/粘り強さも強み。
介護士の顧客は高齢者で、中には病気の方も多いです。そのため行動1つ1つが上手く進めないことが日常茶飯事。そんな中でも折れずに仕事をする必要があります。
排泄物の処理など汚れ仕事もあります。なので、一般的な職業よりも忍耐力が身に付きやすいです。近年では、耐えられずすぐ辞めてしまう人も多いので、十分なアドバンテージになりますよ。
強み③:コミュニケーション能力
最後は、コミュニケーション能力。
介護は利用者とのコミュニケーションや同業間でのコミュニケーションが必須なので、自然と下手に出れるコミュニケーション能力が発達します。
なので、子どもに対して優しくコミュニケーションを取る必要のある保育士や、言葉遣いやマナーが大切な接客業で重宝されることがあります。
介護職から異業種への転職はできない?難しい?
よく「介護職から異業種への転職はできない」と言われることがあるのですが、半分正解で半分間違いです。
介護職は業務特性上、介護職以外で役に立つスキルが身に付きにくいです。そのため確かに介護職から異業種への転職は難しめ。
とはいえ、転職できないわけではないです。例えば、介護職から異業種へ転職する場合は、以下の要件に当てはまる業種であれば問題ありません。
順番に見ていきましょう。
要件①:未経験でも問題ない
まず未経験歓迎の異業種であればOK。
正直、介護歴が長くなればなるほど、異業種への転職は難しいです。なので、完全異業種へ転職したい場合は、早い段階で転職する必要があります。
とはいえ、未経験歓迎の事務職であれば、比較的転職はしやすいです。異業種へ転職する場合は、ハードルの低い業種から始めましょう。
要件②:介護経験が下地になる
介護経験を活かす手段もあります。
例えば、保育士や看護師ですね。異業種にはなりますが、業務特性が似ているため、介護士から転職する方も多いです。
別途資格の取得が必要なので、勉強をしないといけませんが、介護の下地を活かして転職することが可能。
以上のように介護職から異業種へ転職したい場合は、未経験OKの業種か介護の下地を活かせる業種にしましょう。
介護職からの転職で失敗しないコツ
最後に、介護職からの転職で失敗しないコツを解説していきますね。
順番に見ていきましょう。
コツ①:先に転職先を決める
まず先に転職先を決めましょう。
転職先が未定のまま退職してしまうと、場合によっては転職先がなかなか決まらずに困ってしまう可能性もあります。
なので、できれば在職中に転職先を決めておくのがおすすめ。とはいえ、精神的/身体的にきつい場合は、転職先を決めずに辞めるのもありでしょう。
その場合は、失業保険などを使いながら給付金をもらって転職活動を進めればOK。自身の事情を優先しましょう。
コツ②:転職先を高望みしすぎない
転職先の高望みもNGです。
前述した通り、異業種への転職の場合は、正直あまり選択肢は多くないです。転職が100%無理とは言いませんが、かなり手こずると思います。
なので、介護経験を活かせるもしくは、未経験OKの業種から選ぶのが賢明。結婚と同じで、自分の現状のスペック以上を求めると、一向にことは進みません。
コツ③:転職したい理由を言語化する
転職理由の言語化も大切です。
転職時に志望動機の説明をするのもですが、それ以上に「なぜ介護を辞めて転職したいのか?」を理解できていないと、転職してもまた転職したくなるからです。
例えば、利用者にイライラしてしまうのが辞めたい本音だとします。なのに、介護の別の施設に転職しても、状況は何も改善されないでしょう。
なので、まずは本音ベースで転職理由を言語化しましょう。「利用者がうざい」「お金が欲しい」「先輩が嫌い」など本音を書きだしましょう。でないと、転職に失敗しますよ。
コツ④:転職エージェントを活用する
また、転職エージェントの活用も必須。
自分で手取り足取りできるならOKですが、どうせ無料なので、その道のプロに手伝ってもらった方が転職は効率的です。
介護業界での転職なら
介護職からおすすめの転職先!異業種へは転職できない?:まとめ
介護職から異業種への転職難易度は高め。
とはいえ、未経験OKの業種や介護の下地を活かせる業種であれば、問題なく転職することができるでしょう。
自身の年代や現状の不満によって選択肢は変わるので、なぜ転職したいのか?を言語化するところから始めてみましょう。
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